Tuesday, 16 October 2007

Retreat@Switzerland

先週はラボの慰安旅行?でスイスのWarthという所に行っておりました。
チューリッヒから車で1時間程度ののどかな田舎町にポツンとある施設を貸し切っての3日間。
昔ながらの農家の建物をそのまま使っていながらも、敷地内には会議場、宿泊施設、レストラン&バー、修道院、コンサートホール等々が点在しており快適。
教授陣も「10年以上やってきた内でBestなRetreatだ!」って断言してたし、さすがRayご推薦なだけはありました。
http://www.kartause.ch/

ラボのメンバーほぼ全員が参加していたので、7~80人は居たんとちゃうかな?

Rayが最初のトークのスピーカーとして指名してくれたお陰でほぼ全員と話せたし、名前と顔も覚えてもらえたようで良かった。何か、やっとラボに落ち着いた感があります。

コンサートも飲み会も楽しかったけど、一番盛り上がったのは、footballだったり。みんな本気やし。
女性の参加者はたった3名だったんだけど、小学生の時にサッカー習ってたのがこんな所で役に立ちました。何が幸いするか分かりませんなー。


本当に綺麗な所だったのに、まともな写真がないのが心残り。

Saturday, 6 October 2007

shopping week

今週後半は買い物三昧でした。

事の発端は木曜の朝、10時半頃に家を出ると隣のビルのイベントホールに何やら垂れ幕が。

"TED BAKER SAMPLE SALE"

な、なんと! 行ってみたいと思っていたサンプルセール。しかもTED BAKER。中に入ってみると、味気ないレールがずらりと並び、コートからスーツからドレスからTシャツからベルトまで様々な衣料品がずらり。小さめの体育館のようなホールの端から端まで、クラッとする程大量のお洋服がギッシリ。
お値段はと言うと、トップスは£10、ジャケットは£40、と言うような一律価格。カジュアルなTシャツも、シルクにスパンがついたトップスも一律£10。勿論元値はついていないので、10数名のお客さんは皆さんじっくりと品定め中。

「これはまともに見てたら時間が掛かり過ぎるから再参戦やな~」と思い、端から一通り見て第一印象で気に入った物だけをピックアップし、セーター2点と内側のボアが取り外せるジャンパー(すでに超お気に入り。ロンドン寒いんで…)の3点をお買い上げ。これで£90。安い!

ホクホクでラボに行き、ミーティングをすっぽかし(←これは担当者の連絡ミスで他にも知らずにサボった人多数。と言い訳)、夕方は電池交換に出した時計を取りにセルフリッジへ。セルフリッジには時計修理店が2箇所あるらしいんだけど、宝石売り場のジローラモ風の店員さんに「電池交換したいんですけど?」と聞いたら「どこの時計ですか?」と聞かれて紹介されたのはDavid Morris… お値段も聞けずにお預けしてきたのが先週。半ばドキドキしながら受け取りに行った訳ですが、とっても紳士な店員さん曰く、

「電池交換をしたけど動かないから機械が壊れてるみたいで、こちらでは直せないのでメーカーに出す必要があります。こちらから送ることも出来るけど、時間が掛かるのでBond streetのHermesに直接持って行くことをお勧めします。」

ガーーーーーン。保証期間切れてそうやし出費やな~(涙) とは言っても買うよりは安いから修理せざるを得ないけど… やれやれ。凹みつつもTOP SHOPでお買い物して帰宅。セールに行った後に正規の商品を見るとどうも何もかも高く見えて食指が動かないねー。

さて次の日。

SAMPLE SALEは2日間だったので金曜が早速最終日。
木曜は無防備で行ったために、試着が面倒なパンツ+ブーツだったりダウンコートが邪魔になったりでイマイチ集中(?)できなかったので、この日は黒のレギンスにスカート+黒のタイトなトップスを着て、コートもバッグも無し、ポケットにDebid cardだけを入れて勤務後の夕方にいざ出陣。

中に入って唖然。

人人人人… 大量に服を詰め込んだビニールのごみ袋を持った人だらけ。そしてレールは空っぽ。200着は余裕であったはずのコートなんて一着も残ってないし。床にはハンガーから落ちた洋服が散らばり、その上を闊歩する人人人… 日本のバーゲンなんて非じゃない荒れ模様。閉店まで後30分ということで、さらに異様な殺気。
勿論「いいな♪」と思っていた服なんぞ残っておらず、一通り見たけどどれもこれもパッとしない。と言うか、この状態で残っているという時点でどうも買う気が失せる…

「これは退散かな~」と思いつつもスカートを一応試着してみようと試着室へ。試着室と言っても個室がある訳も無く、ホールの片隅に内科検診をやる時みたいな衝立が立てられ、中に姿見が1つ(もっと置けば良いのに…)置いてあるだけ。その中に8人くらいが両手に抱え切れない程の服を持って入り、着替えまくりーの鏡の前に割って入りーのの戦乱状態。順番なぞというものは存在せず、「この人の後に…」なんて考えていてはいつまで経っても鏡を見れることはありまへん。しゃーないから割って入ったら舌打ちされるし… 思わず 'sorry...' と言ってしまった弱気なワタクシ。だってほんま怖いねんもーん!

スカートはまぁ上々だったので「これは買うかな」と思って周りを見渡すと、皆さん試着はするものの気に入らなかった物はその場に放置して立ち去るので、衝立の上も床も溜まりに溜まった服が山盛り。しかも一度は誰かに気に入られた物だけあって、レールに掛かっている服よりずっと良い♪ そこらへんを穿り返してトップスをゲット。ここでカウントダウン(まじで「後10秒!」という掛け声が掛かり、衝立が強制的に片付けられてそれ以降は服に触ったら怒られるという…)があり、レジに行こうとするとこれまたすごい行列。うんざりしながらも暫く並んでいる内に、横にあるレールの上には行列中の最終選別によって捨てられた服が放置されていることに気付く。ストラップドレスがあったので手に取ると、サイズはぴったりでしかもシルク100%。TED BAKERのシルクは素材感がタップリしてて可愛いな~と思っていたので試着もせずに即ゲット。胸の下から全部プリーツというデザインも可愛い! 実際今回一番の収穫でした♪

「現金で支払う人はこちらの専用レジへ!」と叫びながら歩く店員さんがいるものの、何でもかんでもカードで支払うのが普通のこの国でセールとは言え全額支払えるほどの現金を持ち合わせている人は稀らしく、現金用レジはガラガラ。カード用は100人以上並んでるのに… これを待つのはアホらしいな、と思ったのでその店員さんを呼びとめ、「今から家に帰って現金取って来ても良い?」「えーもう時間ないよ」「隣に住んでるから1分で戻って来るし」「OK!商品は預かっとくから」。ドアマンに再入場できるようにお願いして貰い、財布を持って戻ってき、ニコニコ現金払いお釣り無しでお会計はすぐに終了。レジのおじさんに'Good girl! You can come back again! Ha ha!'と笑われました。

SAMPLE SALEってば素晴らしい♪ あちこちで頻繁にやっているようなので、要checkですな。

そいでもって土曜日は昼からポートベローのアンティークマーケットに。
アンティークは好きだけど目利きができないので良く分からん+出陣が遅過ぎたので良い物は売れ残っていない(らしい)ので、何も買わずに終了。北の端のフードマーケットでコリアンダーとマッシュルームだけ購入して帰ってきました。

まぁブラブラ歩くのは楽しいけど、アンティークを買うならオークションの方がお勧めですな。

 

Thursday, 4 October 2007

bayes's tomb

来週のRetreat@SwitzerlandでのトークのためにBayesのことを調べていたら、お墓がロンドンにあることが発覚。しかも、ラボから徒歩25分程度の墓地に… てか前住んでた家から500mしか離れてないし。

今度散歩がてらに行ってみようと思います。

どうやら墓石は今年、BEST foundationとかいう団体によってお掃除されてピカピカになっている模様。
元の方が味があっていいのにな~と思うのは私だけでしょーか。どうせなら苔生す墓石を見たかったな。

Monday, 1 October 2007

depression...

先週末は落ち込んでドンヨリしておりました。
こちらに来てから、7ヶ月。遂に来たか、という感じ。

去年ラボ訪問で2週間滞在した時には10日目に英語を聞くのも喋るのも嫌になり、どうにか慰めようとする友人2人に「日本語を喋ってよ!」と強要し、彼らが戸惑いながらも妙に高い声で「アリガトウゴザマシター」「イラッシャイマセー」と連呼するのを見て涙目のまま思わず大笑いしてしまったよな。
初めてのラボ訪問、他のラボも含めた80名近くの前での1時間のトーク、日本語ゼロ、教授陣との1時間面談×8名で相当疲れてたんよなー。他にも色々とプレッシャーの掛かるイベントがあったし。。。

今回は覚悟が決まっていたからか英語に対する拒絶反応は強烈ではなかったけど、何だかなーんもする気が起きず、12時間寝てもまだ眠い日々が続き、週末に倦怠感がピークを迎えておりました。仕事も遊びも順調な週だったんだけど、それに関わらず溜まりに溜まったものが出たんでしょう。いや〜 良く寝た。

日曜に公園を散歩して、買い物行って、夜に赤ワイン飲みながらフォアグラ食べたら随分回復したけど。

けどやっぱり今日もローテンションなのか、ミーティングの後でKarlに呼ばれ 'are you comfortable?' と聞かれてしまった。もちろん仕事に関してなんだけど、口に出して何も言ってないのにこうやって気付いてもらえるってのが嬉しいよな〜 
前回のミーティングの際、私の番になった時に徐に眼鏡を掛けるから、冗談交りに「どうして眼鏡を掛けたんですか?」と聞いたら「君の表情をしっかり見るためだよ」と笑顔で答えたKarl。さすがです。

Thursday, 27 September 2007

sake tasting!


今週は二日酔いで始まりました。

月曜は同僚の最終勤務日だったので、4カ国ビール(日本、中国、ベルギー、イギリス)+赤ワイン+ポルト酒を3人で飲みまくり。量は大して飲んでないけど、チャンポンだったので二日酔い。

にも関わらず、火曜はすでにチケットを購入していたので日本酒のテイスティングイベントへ。

今年で2年目のイベントらしいんだけど、こーれが良かった。

日本から60以上の酒造メーカーが参加し、100種類以上の日本酒が試飲できるということだったんだけど、実際は200種類近くあったんちゃうかな? 入り口でMy升を貰って、リストを見ながらお目当てのお酒を注いでもらいにテーブルを周るというのも何だか文化祭みたいで楽しい。
そもそもはイギリスの輸入会社との取引きするためのプロモーションとして来英しており一般客への試飲はおまけのイベントらしいんだけど、そのお陰でまだ余り知られていないような珍しいお酒が沢山。
もちろんお酒も美味しかったし、立食形式の和食も美味。

20種類ほど飲んだけど、私の一番のお気に入りは「一夜雫」という北海道高砂酒造のお酒。
氷室の中で、絞らず、布袋から滴り落ちるお酒の雫を瓶詰めしたという贅沢さ。辛口でスッキリ。
販売は一切なかったので入手できなかったのが心残り…

「あー 美味しい! これが一番好きかも知れません」と言ったのを覚えてくれていたようで、帰り際に高砂酒造の方がテーブル下からコソッとお酒の小瓶を出して、無言で渡してくれました♪ ますますファンだわ。

Monday, 24 September 2007

meeting

今日も今日とてKarl groupのミーティングでした。

特に報告することもないので、'i'm happy :)'でスルーしようと思ったのが甘かった。
「あの論文読んだ?」「Peterと話したんでしょ? なんて言ってた?」「それ、前に出て説明できる?」と質問攻めの挙句、「じゃあ来週簡単に発表してくれる?」と相成りました。

えーと。
今週はRay groupで先週の続きの発表、その後Peterとディスカッション、来週もRay groupで10月にやる別のトークの練習があるんだよなぁ… また忙しくなりそうです。嬉しい悲鳴なんだけど。

ミーティングの後、Karlの提案について良く分からないことがあったのでJeanとしばし議論するもまだモヤモヤ。部屋に戻る途中に珈琲を淹れに来たKarlとバッタリ会ったので、'やっぱ疑問があるときは本人に直接聞かねば'と思い「簡単な質問があるんですけど…」と伺うと、ニッコリ笑顔でオフィスへGo。図や式を書きながらたっぷり時間を掛けて説明してもらいました。

「あの課題でいいのか不安なんです」と言うと、'your task is perfect!'だとさ。
適当なことを言いそうになKarlなので、素直に嬉しかった~ 

iceland trip


もう3週間も前の話ですが、お誕生日にサプライズプレゼントでicelandに行って来ました。

「金・月は予定をいれないでね」と事前に言われていたとは言え、前日まで4日間の旅に連れて行かれるとは思ってもおらず… 

「3泊4日の旅に出るから明日の朝までに荷造りしといてね」
「えっ! どこに行くん?」
「それは秘密」
「寒い? 暑い?」
「ロンドンより寒いので厚手のジャンパーが1枚はいるかな」
「水着も持って行ってね。あ、あと顔写真入りのIDがいるから」
「免許もないし、パスポートでいいかな」

かなりゴネたけど、それ以上の手掛かりは与えられず。

当日は国鉄の駅で待ち合わせだったので、電車でロンドン北部まで行くのかしらんと思っていたら地下鉄に乗せられてヒースロー空港へ… そこでやっと行き先を教えてもらい、飛行機の中で読むようにとガイドブックを渡される。

素敵!と思われるかも知れないが、普段は全部自分で段取りをして用意周到な状態で旅に出るタイプなので、何も知らされずに連れて行かれるってのには正直かなりストレス感じたわーーー。予定がないと知ってて予定なくダラダラ過ごす旅は好きなんだけど。

ともあれ途中からは「もうお任せ」状態になり、ヨーロッパ最大の滝(手摺り等なしの野放し状態)、山より高くそびえる氷河、地球の割れ目(ヨーロッパ大陸とアメリカ大陸の間)でのシュノーケリング、いつまで見てても飽きない間欠泉等々、大自然を満喫して参りました。
もちろんブルーラグーンにも行って、また天然泥パック。パラオで白、死海で黒、アイスランドで青と3色の天然泥パックを体験した訳ですが、パラオが一番良かったかな。

ホテルも町も綺麗でお洒落だし、走ってる車はピカピカの新車ばっかだし、ご飯は美味しいし、これでロンドンより物価が高いという難点さえ無ければ…という良い国でした。今度は冬に行ってオーロラが見たいな~♪


写真はコチラ↓
http://picasaweb.google.co.uk/wakoyoshida/Iceland