Thursday 30 August 2007

Zanzibar -> Mafia











さてさて、やっと今回の旅の目的であるツリーハウスに泊まるべくMafia島へ移動…

Dar es Salaamを経由しての約1時間の飛行は、予想通り人生最小の飛行機でした。しっかし、飛行機の操縦って離着陸時以外はええ加減というか機械任せなんやねぇ。パイロットの斜め後ろに座って見てたんだけど、手元の書類だか何だかを見たままで(熱心に書き物をしていた)前方にはほとんど目配せせずでした。

Mafiaの空港は、これまた史上最小。クラクションを盛大に鳴らしながら着陸すると、滑走路の周りでお昼寝中のワンコ達が、眠たそうに首をもたげるのどかっぷり。滑走路横の芝生は格好のお昼寝場+サッカー練習場のようでした。



勿論セキュリティなんぞなく、空港の建物の横に建てられた壁なしの小屋に何だか文字が書いてある。「'waiting place'かな?」と思いつつ近付くと、'waving place'でした。しかも満員。のどか~

お迎えのレンジローバーに乗って(とんでもない悪路…)小一時間で港に着き、それからボートで10分。いよいよツリーハウスに到着~

Dar es Salaamの空港で知り合ったドイツ人のStefan、話してみると同じ宿で、彼はアメリカ在住のお医者さんでタンザニアに8ヶ月前に設立されたマラリア研究所に出向で来ているのだとか。プロ中のプロが身近にいるなんて頼もしい… まぁお世話にならないに越したことはないので、タブレットはきちんと飲み続けましたが。

Saturday 25 August 2007

Zanzibar: stone town


ザンジバル最大の街、stone townにも行って来ました。

「どこに行きたい?」
「市場市場!!」
「市場は二つあるよ。魚市場と奴隷市場とどっち?」
「…。魚市場…」

確かにstone townには奴隷市場の跡もあって観光名所になっているらしいし、ドライバーさんもすごくフレンドリーでいい人だったので単に確認のために聞いただけだと思うけど、英国人の同行者は居心地悪そうでした。

後で、「奴隷売買、特に南米で英国がやったことは歴史上で最も恥ずかしいことだ。今でもロンドン郊外に豪華なお屋敷(manor house)が残っていて本当に綺麗なんだけど、南米でのsugar plantationで儲けた人の家が多いんだ」と言っておりました。

今でもそういう人が、LordだったりSirだったりするのかなぁ?

stone townのマーケットは、エルサレムのアラブ市場に似た雰囲気でした。時間が遅かったからあんまり活気なかったけど。

左から、八百屋さん、魚のせり、鶏屋さん(隣で捌いてくれる…)です。



Wednesday 8 August 2007

Zanzibar: spice tour











zanzibarはスパイス、特にクローブの栽培で有名な地らしく、スパイス農場が沢山あるそうで。
スパイス好きとしては仕入れねばならん、ということでspice tourにも行って来ました。
tourと言っても、バンを1日チャーターして政府運営の農場を見学しに行くprivate tourだったので楽チン♪

超陽気なドライバーに連れられて、農場まで小一時間。zanzibarは英国領だったこともあり、「Queenを見たことある?」と聞かれたり。無いと答えたら、「president of zanzibarは毎日その辺で会えるし握手できるぞ!」と自慢気。president of zanzibarについては何人かに話を聞いたけど、全員が「彼は支持されてるの?」「勿論!みんな大好きだよ」と満面の笑みで答えてくれました。素晴らしいこってす。

スパイス農場ではガイド2人がついて、スパイスの木や栽培方法の説明をしてくれます。スパイスと言えば小さなケースに入れられた黒褐色の物体が商品棚に陳列されているという印象ばかりで、どうやって育つかなんて想像したことなかっただけに、勉強になったし楽しかった。植物だから当たり前っちゃ当たり前だけど、みんな元は緑色なのね~ 収穫し立て(と言うか、木からもぎ取った)の胡椒は何ともフレッシュで美味しかった~

一通り見学が終わったら、農場で栽培されているフルーツの試食。オレンジ、バナナ、マンゴー、パパイヤ、スターフルーツ、グレープフルーツ、アップルカスタード等々… ドリアンは木はあったけど試食できず。ドリアンの木は数十mに達する巨大な木で、実が熟すると勝手に落ちて来るそうな。あの棘は完全に凶器やし。「木の下を歩く時は気をつけて!」と言われました。毎年ココナッツの落下による死亡者も結構いるそうです。

写真上:バナナの葉で何でも作ってしまいます。フルーツを撮ろうとしたら、何故かポーズされたので撮影。
写真下:何のスパイスか分かるでしょーか? 左から初級・中級。上級編。


Friday 3 August 2007

Zanzibar: beach and pool










周りに何もないので、食事もアクティビティも全てリゾート内で。何もしないリゾート…みたいなのには興味なかっんだけど、これはこれでとても楽でした。

朝食時にオーナー夫妻と話して何がしたいかリクエストし、「じゃあ、ガイドのアレンジしておくから1時間後くらいにレセプションに来てね~」という感じでその日の予定が決まります。ボートは貸切りでガイドしてくれるのもスタッフなので、時間も適当でお気楽。「前日までに予約で朝8時に集合厳守!」とか言われるとグッタリするけど、基本的には干渉せず希望があれば臨機応変に対応、というゆるりとしたスタイルは怠惰な私にはピッタリ(笑)。

リゾートが位置するKizimkaziは野生のイルカと泳げるということで有名らしく、Dolphin tourも行ってきましたよ。生簀の中でならパラオで一緒に泳いだけど、野性は初めて。と言ってもヴィラの目の前のビーチからボートに乗り込んで約20分のお手軽さ。残念ながら風が強くて長くは泳げなかったけど、ガイドも「今日は多いね」と言う10〜20頭の群れ3グループと遭遇できて大満足。イルカは好奇心が強いので、潜ってると顔を覗きに近寄って来たりしてかなり可愛い。おニューのフィンが少し大きかったから心配してたんだけど、案の定泳いでるうちに脱げて無くしてしまう(涙)というハプニングはありましたが、楽しかった♪

-----

写真だとグレーのスウェットばっかり履いてるみたいにみえるけど、、、実際こればっかでした(笑)。可愛い服も新調して持って行ったんだけど、TOPSHOPで買ったパジャマ+蚊避け用のこのパンツがまた柔らかくて着心地良くて… 


Thursday 2 August 2007

Zanzibar: unguja resort










7月15~23日に夏の休暇でTanzaniaのZanzibar+Mafia islandsに行ってきました♪
旅の目的はスパイスの仕入れとTree houseに泊まること。

Frankfurtで乗り換えてZanzibarまで約9時間の旅。折角なのでFrankfurtでも遊んで来たんだけど、大陸は暑い!8月になっても半袖を着る気になれないLondonよりというのは勿論、正直Zanzibarよりも暑かった… しかも日曜だからほとんと店閉まってるし。とは言え、ビール飲んでフランクフルト食べてシュニッツェル食べて一通り滞りなく終了。

Zanzibarの空港でお迎えの車に乗りこみ、島南端に位置するUnguja resortまで約1時間。アレンジをお願いしたアフリカ専門の旅行代理店の一押しだけあって、大当たり♪
去年オープンしたばかりで新しくて綺麗だし、スタッフも多くてフレンドリーだし、何せ広い! ウェブの写真(http://www.ungujaresort.com/gallery/index.html)を見て「きっと一番良いヴィラの写真なんだろな〜」と思ってたんだけど、10棟ある全てが海に面したどかーんと巨大な"家"でした。うちの家は小道を抜けた一番端にある棟で、隣は野生の猿が遊び回る森。1階はメインベッドルームとリビング、バスルームとトイレにビーチに面したテラス、2階にはセカンドベッドルームという間取りなんだけど、屋根があるのはメインベッドルームだけで、他は壁のみ。その上を巨大な屋根で覆っているだけという、何とも開放的な建築手法でした。トイレに至っては屋外に面した壁すらなくて何だか目隠し的な布が風に吹かれているとう状況。ドアに鍵を掛ける意味はあるんだろーか?